今回は多くのドクターが参加し約300人の治療を行いました。
初めてデンタルバスが登場し、体育館と二手に分かれて行いました
有意義なボランティア活動が出来たと思います。
治療だけでなく、予防という概念が広がり抜歯という処置をしなくてよい時代が来ればと切に思います。
今回は技工士さんも加わり、入れ歯も作りました。
抜いてもそのままの状態なので、機能の回復をできたことに今までのミッションよりももっと有意義になったと思います。
歯科医師だけでなく、衛生士、技工士が協力して有意義なボランティア活動が出来たと思います。
治療だけでなく、予防という概念が広がり抜歯という処置をしなくてよい時代が来ればと切に思います。
今年はセブ島とカミギン島という小さい島に渡ってデンタルボランティアを行いました。
セブは都会ですが、カミギン島はまだまだ田舎で虫歯も多く、抜歯メインになりました。
ドクターも今までで一番多く、沢山の人にミッションを行うことが出来ました。
しかし大切なのは予防という概念を広めること。
でもその為には自分の英語力を伸ばさねばと実感しました。
2008年から場所をセブにかえ、デンタルボランティアを行っています。
治療を受けられないストリートチルドレンや低所得者が対象です。
セブ島、オルモック島、カンティプラという高地の場所に赴き、治療を行いました。
ここでも基本的には抜歯がメインになりました。
歯ブラシも沢山もっていって、配りました。
治療出来ないなら、虫歯にならないように、予防の概念が広がればと思います。
今回はドクターの数も増え、実際に治療を行ってきました。
虫歯が神経まで達していなければ、樹脂の詰め物をつめましたが、神経まで達していたら治療を継続することが出来ないため、抜歯になります。
日本では抜かなくてもよい歯を抜くということに抵抗がありましたが、ここではそれが最善の治療になります。
痛くても我慢して、最後はありがとうと感謝されます。
複雑な気持ちになります。
この子達が継続的な治療を受けられて、歯を保存出来る日が来ることを願っています。
最初のボランティアはパキスタンでした。
当時は渡航注意勧告がでているときでした。
危ない国とのイメージがあったのですが、それは一部の人だけで多数の人は優しく、フレンドリーでした。
今回のミッションはパキスタンのアフガニスタン難民の子供達が対象でした。
当時政権が変わり、あたかもタリバンが悪者とマスコミで報道されていたため、タリバンの人達と聞いて、少し不安に思っていたのですが、みんないい人達ばかりで、子供も純粋な子達ばかりでした。
やはりマスコミなどの報道にとらわれず、自分の目で見ることが大切だと思いました。
日本のようにお菓子があるわけではないので、虫歯の種類が違います。
穴があくというより、溶けていくと言った感じです。
今回は現状把握で健診と口腔衛生指導を行いました。
歯ブラシはあるわけなく、木の枝で歯を磨きます。
歯ブラシもプレゼントしてブラッシング指導をしました。
写真の様な大変な所に住んでいますが、みんな笑顔で頑張って生きています。
この子達が幸せな人生が送れるようになにか手助けが出来ればなと思います。