この度はフロンティア歯科クリニックの求人ページをご覧いただき、ありがとうございます。
「就職してみたら思っていたのと違った」「医院の方針に共感できない」
——そんな声をよく耳にします。それは歯科医師の治療技術が良い、悪いではなく歯科医師と衛生士の価値観、考え方の違いです。当院では、そのようなミスマッチを防ぐために、できるだけ詳細に医院の考えや診療方針、職場環境をお伝えすることを大切にしています。
これから一緒に働くかもしれないあなたに、フロンティア歯科クリニックの“本音”を知っていただけたら幸いです。ぜひ最後までお読みいただき、気になる点があればお気軽にご連絡ください。
企業理念はこちらをご覧ください。
• 熱意 •妥協しないこと •たえず勉学に励むこと
•技術は関係ありません。技術があっても手を抜いたら意味がありません。
**「治そう。この患者さんのために」という熱意と、その時に持てる知識と技術を妥協せず100%**発揮すれば、患者さんは信頼してくれます。
言い訳をせず、責任を持って治療をすれば、必ず信頼はついてきます。
•そして、たえず研鑽に励むこと。これはセミナーに通い続けることだけを指すのではなく、日々の仕事の中で経験し、失敗があれば改善することです。
まずは、仕事で起きた事象についてその場で教科書を読んだり、考え、調べ、院長や先輩に尋ねたりする——それが一番の勉強です。日々の実務の積み重ねが人を成長させます。考えることをやめた瞬間、成長は止まります。レベルの高い環境に身を置けば、仕事をするだけでも成長できます。
我々の財産は患者さんです。
1日に多くの患者を見るのではなく、丁寧・精密・正確・妥協のない診療を続ければ必ず患者さんはついてきます。
患者さんが患者さんを連れてきてくださる——それが当院の原動力です。
年末年始、ゴールデンウィーク、お盆は必ず長期連休になります。
(年末7日(去年9日)、お盆(去年5日)、ゴールデンウィーク(去年7日))
また普段は週2.5日休み(※衛生士が5名以上で週3休制の導入)
しっかり働いて、しっかり遊ぶ遊んでください
● 予防医療の推進
私は**口腔衛生学会(予防歯科認定医)**です。20年前は補綴処置中心でしたが、近年は予防医療へシフトしています。
ただし **“クリーニングやメンテナンス=予防処置(第一次予防)”**と短絡されがちで、コンサルタントの集患のための戦略として予防歯科が都合よく使われている現状もあります
予防歯科の定義
「歯と口腔の正常な発育を営ましめ、それらの疾病および異常を予防し、その健康を保持増進させることによって全身の健康をはかり、人類の福祉と文化の向上に貢献することを目的とする。」
第一次予防の方 : クリーニングで十分
第二次・第三次予防の方 : 全顎的な治療が必要
つまり全顎治療もできなければ真の予防医療は実現しません。そのため衛生士も歯科治療の知識をしっかり理解していることが重要です。
● 基本は「悪いところは全て治す」
悪いところを全て治すことで予防医療につなげることができます。
当院は全体を治す患者さんが多く、年単位の関係になることが一般的です。なので距離感が近いのが特徴です。紫色のテキスト
治療を押し付けるのではなく患者さんと話し合ってゴールを決めます。(全て行う方から、悪いところだけ行う方までさまざま)紹介・セカンドオピニオン・不安を抱えた方が多いため、基本的には全体治療を選ぶ方が多いです。
● 歯科界最高設備と最高滅菌体制
・ 最高峰C T アルファード ・ 最上級マイクロスコープ ライカ
・ 炭酸ガスレーザー ・ Er:YAGレーザー
・ 自律神経計測装置 マックスパルス ・ 姿勢診断ソフト
・ 咬合力測定器 オクルーザー ・ Programat EP5000 (IPS e.max プレス)
・ CAD CAM Ceramill Motion2 ・ミリングマシーン
・ 光学式う蝕検出装置 ダイアグノデント
滅菌
・ ジェットウォッシャー ・ 歯科ユニットウォーターライン除菌装置 ポセイドン
・ クラスBオートクレーブ リサ ・ ガス滅菌器 ホロホープ
・ 空気清浄システム クリアテック
● 患者さんとしっかり話す
「診療中は話さない」方針の医院もありますが、当院はラポール形成のため“話す”ことを重視します。会話によって多くの情報が得られ、信頼関係なくして良い治療は成り立ちません。治療説明の時は話だけで終わります。
話すことも治療であり、専門的な情報提供も治療の一つです。
● 処置内容で区切る1時間診療
メンテナンスも治療もすべて1時間予約制。30分では処置が不十分になると考えています。
時間ではなく処置で区切り、納得のいく治療を提供します。
早く終わる方もいれば、時間をかける方もいます。いずれの場合も、中途半端なところで終わることは決してありません。当院はT E Kも必ず装着します。
● 補綴は必要最小限。歯を守る治療
• 不要な補綴は行わない • インレーを安易にクラウンにしない
• セラミック等の押し売りは一切なし(MIを徹底) • 機能回復を重視した審美を提供
• CAD/CAMなどの摩耗性補綴はほぼ行わない。
● 限界まで歯を残す、インプラントは最後の手段
最近の傾向として安易に抜歯してインプラントを提案することが増えてきています。当院では保存を最優先し、他院で「抜歯」と言われた歯の8割を保存しています(小矯正・外科処置・根管治療・歯周病治療を統合する総合診療力による)。
どうしても保存できない場合のみ、咬合をしっかり設計したうえで義歯、ブリッジと共にインプラントを選択肢として提案します。
● 衛生士・技工士も「主役」
衛生士と技工士はドクターから軽視されがちです。しかし衛生士も歯科技工士も同じ立場です。ドクターの指示待ちではなく自分で考えて動くよう指導し、先輩DHも同様に指導しています。院長に言いたいことがあればきちんと言える環境です。
外注技工では価格ダンピング、不適合の無償やり直し、短納期強要などの問題が起こり得るため、院内完結で品質と働きやすさを両立しています。
● 医療の目的は「健康維持」+「患者の満足」
学問的に正しい治療が患者さんにとって良い治療ではありません。患者さんにとって本当に意味のある治療とは、患者さんの気持ちを汲み取り患者さんの満足が伴っているかどうかだと思います。
この治療が一番いい治療ですと医師が説明して行っても患者さんがそれを望んでなければ最善の治療にはなり得ません。
よって“健康を維持できること”と“心から満足できること”の両立こそが私たちの考える治療の目的です。
● 全身を診た歯科治療
歯だけを見て治療していると全身のバランスを崩すことがあります。咬合・顎関節・姿勢・神経系の連動など、口腔から全身に目を向けた治療を行っています。顎や咬合の乱れは、顎関節症や咬合不定愁訴のみならず、肩こり・頭痛・姿勢のゆがみなど全身症状にも影響します。
咬合治療をする上で顎関節や全身を診ることは必須です。体の統合調整をする施術室も完備
「難しそう」と感じるかもしれませんが、毎日そのような診療に接していれば、それが“当たり前”になります。新卒・既卒問わず、多くの衛生士さんが半年月もすれば、全身のことを考えながら診療に携われるようになります。希望があれば統合調整も学べます。
• 8割が紹介、2割がホームページ経由。
• 目立たない立地で看板・宣伝は一切なし(ホームページのみ)で飛び込みはほぼなし。
• セカンドオピニオンの来院が多いのが特徴。
• 矯正治療既往、咬合の不備・顎関節症、体の不調和を訴える方が多い。
• 東広島市外からの来院も多数。
私の知らない衛生士からも紹介を受けることがよくあります。東広島在住が長い衛生士さんは紹介はするが当院では次ハイレベルすぎてやっていけないと誤解している人もたくさんいます。
それは誤解です。
ハイレベルのことをしているのではなく教科書的なことを基本に忠実にしているだけなので誰でもできるようになります。
全身を診た歯科治療は難しそうに見えるかもしれませんが、毎日の診療で自然に“当たり前”になります。
o 新卒の方:最初からこの環境に触れることで、それが標準になります。
o 既卒の衛生士:最初は不安でも半年で当たり前になり、楽しく診療できるように。
o できるところからスタート。毎日診療していれば自然に身につきます。
o 自分に問題がある方は治療を私に依頼してくることも。これはスタッフにも治療が認められている証です(スタッフが他院で治療するケースが多い中で)
o 大切なのはセミナーを受けることではなく、毎日の診療で経験することです。
• ユニット6台(診療ユニット4台/予防ユニット2台)
• 半個室の、広く開放感のある診療室
• 動きの少ない設計で疲れにくい動線
• ネオン管照明(LEDではなく目にやさしい光)
• 完全予約制(1日30名程度)でゆとりある診療
• 2階に広いセミナー室を完備
• 治療・メンテとも1時間診療
o 時間で区切るのではなく処置で区切る診療
o 治療完了=終了。早く終わる方もいれば、必要に応じて時間をかける場合も
o 必ず仮歯を装着し、中途半端に終わりません
• 今できる最高の治療を、できるだけ簡潔・短期間で
• 結果にこだわる(術後経過を長期に観察)
• 患者理解・納得の上で進める
• 保険制度に縛られない最善の治療追求
• 最高の環境で、最高のスタッフと
<現在の歯科医療の風潮への当院のスタンス>
• 短時間診療の改善
短時間で多くを回す診療ではなく、予約時間は1時間(メンテも治療も)。新患の急な即日予約はしません/1日の患者数は約30人。
• 最小限の治療
派手・過剰な治療ではなく、必要最小限・最善を徹底(M I)。不必要な補綴、過剰な切削はしない。審美的な矯正はしない。
• 審美とともに機能重視
審美は機能回復に自然と伴う:白い=審美ではない。CAD/CAMは基本入れない(※歯の維持が弱い場合など例外あり)。セラミックの過剰提案やノルマは一切なし。
• ドクター本位の対症療法にしない。
o 治療は原因除去療法。虫歯・歯周病・TMDに対して形だけ整えるのではなく、原因(多くは補綴)にアプローチ。
o できる限り削らない/補綴にしない/インレーを安易にクラウンにしない/安易に矯正に頼らない
o ドクターの理想の咬合を与えない——患者本来の状態に戻すことを重視(本来の解剖学的形態の補綴を提供する)。
• インプラント治療
o インプラント自体は有効な選択肢ですが、歯に勝るものはないため極力歯を残す方針。
o セカンドオピニオンが多数。抜歯と診断された症例の約8割を保存(※垂直破折・ホープレスは除く)。
o 保存には小矯正・外科処置・適切な歯内療法・歯周治療等を総合的に行う。
o 抜歯時は症例により有効であり選択肢の一つ。重要なのは上部構造の咬合で、しっかり咬める補綴を入れること。
• 歯だけを見ない。
o 歯だけの治療では他歯の悪化→TMD→肩こり・偏頭痛・腰痛など全身症状につながり得る。
o 歯科で全身を診ないのはドクターが勉強していない、治せない、変われないなどさまざま
o 咬合治療には顎関節・全身を診るのは必須。全身を考えた治療を行う。
• 衛生士・技工士の軽視を排す。
o DH・DTは同じ立場。指示待ちではなく自ら考えて動くよう育成し、先輩DHも同様に指導。
o 外注の課題(価格ダンピング/印象不備の無償やり直し/短納期強要等)を踏まえ、院内完結で品質と働きやすさを両立。
o DH,DT共に院長に物を言える環境づくり
• 自己顕示ではなく、評価は患者さんが決める。
o 症例の“派手さ”や肩書で飾らない、広告は行わない
o 口コミが最高の広告(約8割が口コミ紹介)
• 当院は全体を診ることを第一に考えています。歯だけでなく、顎関節、筋、全身までを視野に入れます。
• 初診:急性症状がある場合は応急処置。
緊急性が低ければ、1回目は問診・主要検査、
2回目は残りの検査+クリーニング。
その後、全体診断と治療説明を実施。ゴールは患者さんと話し合って決定(全顎から部分まで相談)。
• 原因除去なく対症療法のみでは再発します。基本的にその日すぐの本処置は行いません。ただし「悪いところだけ」のご希望にも柔軟に対応します。
ト・ 常に時間を意識すること : 知識、経験で早くなる
・ 常に周りを把握しておく : 五感(特に目と耳)を研ぎ澄ます
・ 常に患者の気配りをする : 患者の表情の変化を見逃さない
・ 常に助け合う、思いやる : 困っている、落ち込んでいるスタッフを見逃さない
・ 常に観察眼を持つ : なぜそうしているのかと考えながら見る
・ 常に要領を考える : どうすればスムーズにいくか常に考える
・ 常に治そうという熱意を持つ : 妥協しない、逃げない
・ 常に自分の実力を知る : 臆病な方がよい
・ 常に学ぼうと意識を持つ : 自分で考える癖をつける、くれくれはやめる
・ 常に練習する