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院長からのご挨拶

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院長からのご挨拶

フロンティア歯科クリニック|求人ページ(歯科衛生士)

学歴と経歴

2004年に福岡県立九州歯科大学を卒業し、同大学の予防歯科講座に入局しました。
大学院では研究と臨床の両立を行ってきました。
歯周病原性細菌と口臭の関係を細菌学的に研究し、学会発表や複数の論文投稿を行ってきました。
学会発表や論文執筆を通じてEBMに沿った考え方を身につけ、それが今の臨床に生かされています。

大学院時代
大学院時代には大学病院のほか、アルバイト・代打・見学・勉強などを通して約50の歯科医院を経験しました。1つとして同じ医院はなく、その経験が開業に至るまでの大きな財産となりました。

2008年、先輩の診療所を譲り受け て開業。私は広島市内出身のため当初は広島市内での移転開業を考えていましたが、西条の人々の温かさに触れ、この地域で一生をかけて診療する決意を固めました。

多くの患者さんから「広島に移っても通います」と言われたことも理由の1つです。
そして2017年、現在の地に移転開業しました。当時は地域最大規模の診療所でした。


新しい医院は、多くのユニットを置いて1日にたくさんの患者を診るためではなく、体と歯の関係を追求するための診療所として設計。

大学病院並みの広範囲撮影ができる最高級CTを導入し、フロンティアメディカル(統合調整部門)や技工所も併設。歯だけでなく体の健康まで含めた予防医療の実践を行っています。

予防歯科を選んだ理由

私が卒業した当時は、補綴や外科に進むのが主流で、予防歯科は軽視されていました。

そんな中で予防歯科を選んだのは、当大学の予防歯科が全国的に有名で、多くの教授を輩出していたこと、研究が学内でも随一であったこと、そして学外診療所を持ち臨床を実践できたことが理由です。

さらに、開業医で予防歯科を広めようと頑張っていた山形の熊谷先生の影響も大きく、学生時代に聞いた熱い講義と、自分自身が高校以来治療を受けていなかった経験から、「患者さんにもできるだけ治療をしない予防医療を提供したい」と強く思うようになりました。

ただし、予防のためにはクリーニングやメンテナンスだけでなく、あらゆる歯科治療を修得する必要があると感じ、一生懸命勉強に励みました。セミナーにも積極的に参加し、当時軽視されていた予防を「最も大切なもの」と信じて研鑽を重ねました。

勉強を進める中で、歯だけでなく咬合・顎関節・筋肉・全身が歯に影響することを知り、全身を診る歯科医療へと進みました。真の予防のためには全身を診なければならないことを痛感しました。例えば、ふくらはぎの不調で歯が痛むことがありますが、その時に歯を治療してはいけません。足を治せば歯の痛みは消えます。また、仮歯や補綴が高すぎると肩こりや腰痛につながります。
歯だけ見て、そして審美のために歯を削って機能・咬み合わせが悪くなったら、その影響が身体に現れることがわかりました。

「歯と口腔の正常な発育を営ましめ、それらの疾病および異常を予防し、その健康を保持増進させることによって全身の健康をはかり、人類の福祉と文化の向上に貢献する」というのが予防歯科の定義です。つまり、全身の健康があって初めて予防といえるのです。

現在、「予防=クリーニング・メンテナンス」という誤解が広がっています。しかし真の予防は第一次・二次・三次予防を含み、全ての治療を網羅してこそ実現します。私は「予防医療における社会のフロンティア」となるべく日々研鑽しています。

教育とセミナー活動

「患者さんに良い診療をしたい、できない診療があるのはもどかしい」という思いから、卒業直後から勉学を続けてきました。その過程でスタディグループを立ち上げ仲間と切磋琢磨し、若手ドクターを指導する立場にもなりました。
その流れからセミナーを開催するようになり、現在は東広島だけでなく北九州や熊本でも指導を行ってきました。
他地区の歯科医師会で講演活動も行いました。
現在も様々な学会に症例報告や論文投稿を行っております。
当院の2階には広いセミナー室を完備しており、熱意を持ってEBMに基づく治療を行えるドクターを育成し、社会に貢献できるよう努めています。

院長のポリシー

人間関係を最も大切にすること

  患者さんのために
  スタッフとその人生・生活を背負うこと
  親のために
  周囲の人々への感謝と助け合い

人間関係はお金よりも価値のある財産です。人間関係を大切にすれば、心も体も生活も豊かになります。
実際に、今の場所(このような場所は探しても出てこない)に診療所を建てられたのは、土地を持っていた方の関係者が私の診療と理念に共感してくださったからです。

言葉だけではなく、行動と結果で示すことが何より大切だと考えています。

院長のポリシー・スタッフへの心構え、想い

院長の医療姿勢を明確に
院長が偉いわけではない。チームの一員。舵を取る役にすぎない。
いやいやながらスタッフを雇わない
注意点は遠慮なくその場で明確に
優れた人材を待つのではなく、自ら育てる/できるところを伸ばす
全スタッフに平等に接する
スタッフだけでなくそのご家族にも雇用者として責任を持つ

<スタッフに求めること>

いやいや仕方なく勤めない
院内の人間関係トラブルを起こさないよう努力
はじめと終わりの挨拶は、全員が笑顔でハッキリ
患者さんはもちろん、院内訪問者にも笑顔で挨拶
指摘を受けたら笑顔で返事、全員で共有正しいと思うことは意見を伝えるみんなと仲良く、楽しく仕事をする